新東京病院で最後の診療を受けたのは3時、泌尿器科で、血液検査と尿検査をしたところ、肝臓と膵臓の機能が悪い、消化器外来に回された。熱の原因は、胆石なのか、管からの箘なのか判別がつかないが、胆石だとすると相当深刻だていうことで、完全に安静にしたほうがいい、つまり、入院ということだか、空きのベッドがないという。なにせ、総合病院すべてお世話になってるといっても過言ではない。担当のM先生は必至で探してくださったが駄目だった。M先生は、近隣の千葉西に空きベットをみつけて、紹介状を書いてくれた。有難いと心から思った。受け入れしてくださる先生にも感謝だ。ただ、父は、沢山の病気があって約10年の間、新東京病院に通ってる。膨大なデータのあるところから、定評ある千葉西に代わったとしても、重大なオペは躊躇する。この一週間、毎日父をみてきた私としては、快方に向かっているように感じるのに、この緊急事態にちょっと驚いてしまった。胆石をとること事態難しい処置ではないらしいが、ワーファリン、パナルジン という、血液をサラサラにする薬を止めることがリスクなのだ。薬を止めて処置するのなら、総合的にみて新東京がいいなぁ そう思ったので、一通りの話をドクターからお聞きして、ベッドがあくまでの安静期間を千葉西で、オペは、新東京でお願いしたいと家族の意向として、看護師さんを通じてドクターにはお伝えしておいた。千葉西の先生は、化粧気のない女医さん、この一週間の父の容態をおききになった。冷静に話を聞かれた後、お父さんは、一週間前より、良くなってますか?悪くなってますか?と質問があった。「どちらかというと良くなってる」と、感じているままお伝えすると、先生も「血液検査でも、ピークは過ぎたと値がでています」と。あぁ、それきいて俄然安心した。胆石の摘出については、月曜日専門の医師と相談の上きめましょう。とのことで暗かった私の気持ちは一気に明るくなってきた。弟夫婦も来てくれて、姪と一緒に父を元気づけてくれる。 父にとっては何よりもの薬だ。そういえば、私も母もお昼から何も口にしていないことに気づく。夜ご飯は、弟夫婦、と母と私とで、行こうと思っていたが、父の入院手続きにはまだまだかかりそうだ。また、ぐったりとした子供達が居る中に、姪がうろうろしていることも気にかかる。私が残り、他で食事をしてもらうことにした。夜間の入院には看護士の皆さんにもご迷惑をおかけした。説明しているさなかに、callボタンで呼ばれて、なんども席を外していかれる看護士の方、過酷な夜の勤務をさらに邪魔しているようで申し訳ない。まっ、読めば判ることは自立的に行い、不明な点のみ確認しようと思うが、特別質問するようなこともない。母が戻ってきて、私からこの病院の決まりごとを伝える。すべてが終わって、帰宅したのは11時だった。母も私もぐったり。父も相当疲れたことと思う。環境は変わっても、ゆっくり休んでほしいな と願う。おやすみなさい。
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