今日も、午後から千葉西病院へ、父の看病へ・・
入るやいなや、父がナースcallを右手にもって、なにやらいいたそうだ。今朝、H先生が来て、MRIの結果を父に報告してくれたのだが、なんと、悪さをしていた胆石は、跡形もなく、なくなってしまったという父の表現で言うと、
「石っころ なくなっちゃったんだって。」「だから、もう手術しなくていいんだって」と、笑いながら、泣きながら、鼻水たらしてしわくちゃになりながら伝えてくれた父の表情が忘れられない。ああ、ほっとした。この件を、説明するんで、H先生と時間などの調整をするんで、「家族がきたら、教えてね」と看護婦さんに言われたことをしっかりと守ってのナースcallだったということが後でわかった。弟1と、義理の妹と(二人は夫婦)私とで、H先生の説明をきいた。火曜日、もう一度血液検査をして、ワァーファリンと、パナルジンを再会させ、落ち着いたら退院OKということであっつた。ホットするのも束の間、一週間の病院生活で、父の筋力はすっかりと衰えてしまい、刺激のない中で、頭もボーーっとしてきているようだ。理学療法士の方が、リハビリ室に母を呼び、入院前の機能と同様なのか、確認されにみえた。母によると、全然立てなくなってしまった ということであった。やばい、歩行ができなくなると、自宅介護では母に相当な負荷がかかる。なんとかリハビリで、筋力が元通りになるまで、ここに居させてもらえないかと相談しようとしたが、消化器外科のH先生に相談するよりも、Nケアマネに言ったほうがよさそうだ。H先生は目の前にいたが、忙しい合間に来てくださっているようだったので、彼女にとって面倒臭そうな話題はとりあえず脇においておいた。でも、冷静に考えると、無理はないように思う。普通の人ですら、一週間も寝ていたら筋力は相当に衰える。また、父は脳梗塞で脳の機能も半分は麻痺だ。手術するという緊張感から、なくなったという安堵感。ちょっと拍子抜けして「ボー」っとなってもおかしいとは思わない。
千葉西総合病院は、プレジデントや東洋経済でも病院特集で上位にランキングされていたし、院長がインタビューされていたりと、全国的にも良い病院として認知されている。理念や、大事にしていることが、患者や、見舞いの者にもわかるように、目立つところに病院の基本方針が掲示されており、また、その思いが、少なくとも私達家族が接点をもった先生や看護婦さんには浸透されているように思う。病院は、確かに居るだけでも疲れるところだけど、人が醸し出すこうした空気の中で過ごせるのは、患者にとってもいいことだとおもう。翻って、自分の職場はどうだろうか と思いを馳せる。
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